障害年金請求手続きまでの状況

ご相談時の状況

高松市にお住まいのご相談者は実家で暮らされており、双極性障害と診断を受けご体調を崩されていました。初診から四年が経過された今でも普段からほぼ寝たきりで横になられていたとのことです。そのような中で障害年金フルサポートセンターのホームページを見てお電話で問い合わせいただきました。数日後にご相談者とは受診中の病院のロビーでお目にかかってお話を伺いました。お持ちになられていたお薬手帳を見ながら、これまでに受診した病院をご説明下さいましたが、ご本人のご記憶がはっきりしない点もありました。自傷行為を繰り返してしまうことから入退院を繰り返していらっしゃるようで、お目にかかって少ししてからも入院することになりました。

手続きに向けて

まず四年前に受診すれた初診の病院に、受診状況等証明書を取得するために私が県外の病院を方面し、依頼をさせて頂きました。ご相談者は当時、県外の金融機関に勤められ、日々営業ノルマに追われておられていました。初診の病院から証明書をスピーディーに作成いただい、いま通っている病院からも遡及用の診断書と今の診断書の2枚を速やかに準備頂きました。内容もご相談者の状態に合ったものであり私は安心しました。診断書とご相談者本人、そしてご相談の家族からもいろいろとヒアリングをさせて頂き、病歴就労状況等申立書を端的に分かりやすく、また診断書と整合性をとって作成しました。結果としてご相談から一カ月ほどで年金事務所に請求手続きを行うことが出来ました。

障害年金手続きの結果

請求から2か月程で障害厚生年金二級の決定通知がありました。四年ほどの遡及も認められましたので大変良かったです