はじめに
徳島県で障害を抱えながら生活されている方やそのご家族から、よくご相談いただくテーマのひとつが「障害年金と障害者手帳の違い」や「どちらを申請すべきか」というものです。制度の名前は似ていますが、実際には役割や目的がまったく異なります。しかし両方を正しく理解し、併用することで生活費の補填と社会的支援を同時に受けられるため、非常に大きなメリットがあります。
この記事では、徳島市や鳴門市、阿南市、小松島市、吉野川市など徳島県内にお住まいの方に向けて、障害年金と障害者手帳の違いや手続き方法、よくある失敗や注意点を詳しく解説します。また、当センター(障害年金フルサポートセンター/高島社会保険労務士事務所)の豊富な実績と業界最安値の料金設定についてもご紹介いたします。
障害年金とは?
障害年金とは、公的年金制度の一部として運用されている給付制度で、病気やけがのために生活や就労が困難になったときに経済的な支援を受けられるものです。年齢や所得に関係なく、年金保険料を納めていた人であれば申請できる可能性があります。
障害年金を受給するためには、初診日が国民年金または厚生年金の加入期間中にあること、一定以上の障害状態にあること、そして保険料の納付要件を満たしていることが必要です。支給される年金の種類には、国民年金加入者向けの障害基礎年金と、厚生年金加入者向けの障害厚生年金があります。障害厚生年金では1級から3級までの等級があり、さらに配偶者や子どもの加算制度も設けられています。
徳島エリアで多く見られる申請事例としては、うつ病や統合失調症、双極性障害などの精神疾患、ASDやADHDといった発達障害、脳梗塞や心疾患などの後遺症、さらにはパーキンソン病などの難病によるものがあります。
障害者手帳とは?
障害者手帳は、障害のある方が社会生活をより円滑に送れるようにするための福祉制度の一つであり、手帳を持つことでさまざまな支援や割引制度を受けることができます。主治医の診断や自治体による審査を経て交付されます。
徳島県で交付される障害者手帳には、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の三種類があります。取得することで、JR四国や徳島バスなど公共交通機関の割引、医療費の助成、自動車税や自動車取得税の減免、住宅改修や生活資金の貸付制度、さらには就労支援のサービスを受けることが可能です。
障害年金と障害者手帳の違い
障害年金と障害者手帳は、ともに障害をお持ちの方を支援する制度ですが、その目的や内容は大きく異なります。障害年金は年金制度の一部であり、主に生活費の補填を目的として毎月年金が支給される制度です。一方で、障害者手帳は福祉制度の一環であり、医療費の助成や交通機関の割引、税金の軽減など、社会参加を促進するための支援を受けられるものです。
また、判定基準も異なります。障害年金は初診日や障害認定日、年金制度が定める等級基準に基づいて判定されますが、障害者手帳は障害の種類や程度に応じて1級から6級などの等級で認定されます。申請先も異なり、障害年金は年金事務所で、日本年金機構が審査を行いますが、障害者手帳は徳島県や市町村の福祉課が窓口となります。
このように異なる制度ですが、どちらも取得することで生活の安心につながります。そのため「障害年金と障害者手帳は両方とも申請する」ことが一般的です。
徳島での手続きの流れ
障害年金の手続きは、まず初診日の医療機関を確認することから始まります。その後、主治医に診断書を依頼し、病歴・就労状況等申立書を作成して年金事務所に提出します。審査には通常3か月から6か月ほどかかり、その後に受給の可否が決定されます。
障害者手帳の手続きは、主治医から診断書を取得し、市町村の福祉課に申請します。その後、判定機関での審査を経て、問題がなければ手帳が交付されます。
よくある失敗や注意点
徳島エリアで実際にご相談いただく中で多いのは、初診日の病院が閉院しており証明書を取れないというケースや、診断書の内容が障害年金の基準に沿っていないために不支給となるケースです。また、障害者手帳の等級と障害年金の等級を混同してしまい、誤解される方も少なくありません。
当センターでは、こうした失敗を防ぐために、初診日の証明取得のサポートや診断書の内容確認、申立書の作成補助などを一括して行っています。
障害年金フルサポートセンターの強み
私たち障害年金フルサポートセンター(高島社会保険労務士事務所)は、徳島エリアで多数の受給実績があります。たとえば、うつ病で就労が困難となった方が障害基礎年金2級を受給された事例、発達障害を抱える若年者の方が初診日証明を確保して障害基礎年金2級を受給できた事例、脳梗塞の後遺症で日常生活が難しい方が障害厚生年金1級を受給できた事例などがあります。
さらに、当センターは業界最安値の料金体系を採用しています。着手金は0円で、年金の受給が決定してからの成功報酬制です。他事務所と比べても低価格でありながら、豊富な実績に基づく丁寧なサポートを提供しています。
徳島でのサポート体制
徳島市、鳴門市、阿南市を中心に、無料相談を実施しています。電話やオンライン相談にも対応しているため、県内どこにお住まいの方でも気軽にご利用いただけます。また、ご希望があれば出張相談も承っています。
よくある質問
「障害年金と障害者手帳は両方申請できますか?」という質問をよくいただきますが、答えは「はい」です。基準や判定機関が異なるため、両方申請して支援を受けることをおすすめします。
「初診が徳島県外の病院なのですが申請できますか?」という相談もありますが、これも可能です。全国どの医療機関であっても証明書が取得できれば、徳島在住の方でも申請できます。
「手帳がないと障害年金は申請できないのでは?」という誤解もありますが、障害年金は手帳の有無に関係なく申請可能です。
まとめ
徳島エリアにお住まいの方にとって、障害年金と障害者手帳は生活の安心を守るために欠かせない制度です。どちらも異なる目的を持っていますが、併用することで経済的な支援と社会的な支援の両方を受けることができます。
私たち障害年金フルサポートセンターは、豊富な実績と業界最安値の料金体系で、徳島県内の皆さまの障害年金・障害者手帳の手続きを全力でサポートいたします。まずはお気軽にご相談ください。