申請内容
兵庫県神戸市にお住まいのご相談者は双極性障害(躁うつ)に長く患われており、初診日から相当長くの年月が経過していました。診断書の依頼書の作成にあたっては、病状にかなり波があることを考慮し、「病状が悪化している状態の日常生活の状況を、医師にいかに効果的に伝えるか」にポイントを置きました。
また、初診日からの病状の具体的は変遷を詳しく記載した付属資料も併せて作成し、私から診断書の依頼をしました。
取得した診断書を見ると、障害認定日と現在のどちらの時点の内容も十分に障害年金の受給が可能と思われる内容でした。 弊センターで作成した資料の中の「具体例など」も診断書に記載されており、病状が悪化している際の状態を含め、正確な診断書を取得することができました。
病歴・就労状況等申立書は、本人へのヒアリングの内容をもとに作成しました。 病歴・就労状況等申立書は、診断書の内容の補強を目的として、診断書では細かく記載されていない箇所などを詳しく説明していきました。 また、通院を中断していた期間があったことから、症状が一貫して継続していたことを繰り返して記載しました。 特にさかのぼっての障害年金の受給を視野に入れ、障害認定日時点の日常生活の具体的な状況については、特に詳しい記述をしました。
申請結果
障害厚生年金2級の認定がおりました。
障害認定日請求が認められ、5年前にさかのぼって年金の支給がなされました。病状にかなり波があり、主治医に悪化した時の日常生活の状況などを的確に伝えることがポイントでした。 資料の作成を含めて、十分な準備の下に診断書の作成依頼を行ったことが、年金受給に結びついたと考えております。