状況について
徳島にお住まいのご相談者は一緒に住まわれているご家族と一緒にお会いさせて頂きました。
いろいろお聞きすると、初診日から長い年月を経過しており、また数多くの病院を転院していました。こわ本人の記憶も薄れていて、病状などの具体的な経過をたどることが困難な状況でした。しかしながらご本人が症状などを日記につけておられたことをご家族が思いだし、その日記を見つけていただき見せてもらいました。確認すると病状の経過などをメモにまとめてもらいました。診断書の作成に向けて私から病院の主治医へ依頼書を作成、そこには病状の経過や日常生活の状況について必要十分な内容の参考材料を盛り込ませて頂きました。
また、病歴・就労状況等申立書について、通院をした病院の数が相当多いなどの事情があったため、申立書を読みやすく、内容を把握しやすくするための配慮を行いました。
その一つとして、重要な点とそうでないものとを区別し、余り重要でない点は簡潔な記載にとどめるなど、初診日からの現在までの病状などの大きな流れを意識して作成しメリハリのある申立書に仕上げました。
申請結果
障害厚生年金2級の認定がおりました。併せて障害認定日請求が認められ、5年前にさかのぼって年金を受給することができ、初回の年金支給額は数百万を超えるものでした。