ご相談者は大学進学に伴い通い、一人暮らしを始めましたが、少し経った頃から不安や気分の浮き沈みが激しくなり体調不良が続きました。ご自身の部屋はごみで溢れ、着替えすらできずに引きこもられ、希死念慮から自殺未遂もおこされました。抑うつ状態で起き上がれない日が続き、近所の精神科クリニックを受診「双極性障害の疑い」と診断されたそうです。その後、通学以外はアパートで寝て過ごす日々を送り、なんとか卒業し実家に戻られました。しかしながら実家でも引きこもっていたため両親との口論が続いたとのことです。ある時、実家近くの精神科病院を受診、知能検査の結果「発達障害・双極性障害の疑い」と診断され、薬物療法とカウンセリングを受けられました。しかしながら薬の副作用で体調を崩したため転院、「双極性障害」と診断され通院。自分を不要な人間と思いこみ、塞ぎ込まれる生活を送っておられた中で障害年金フルサポートセンターにご相談がありました。
相談から請求までのサポート
障害年金をお知りになり、インターネットで検索するうちに当センターを見つけてくださり電話で問い合わせ、面談させていただきました。出生時からの状態を聞き取りし、診断書にも反映していただきました。病歴就労状況等申立書については日常生活にどういったところに支障があるかを、端的にわかりやすく作成しました。
結果
障害厚生年金2級が決定し、年間約780,000円支給されることになりました。
大人になってから発達障害と診断を受けた場合でも、出生時からの状態が障害年金の審査対象となります。年齢を重ねてからの発達障害による年金申請になると長期間の状態を申し立てる必要があります。
ご不明な点がございましたらお気軽に障害年金フルサポートセンターにお申し付けください