障害者手帳の申請を検討している四国に住まれていらっしゃる方へ
この記事では、**「高松、高知、徳島、松山障害者手帳 申請」や「高松、高知、徳島、松山障害者手帳 精神」**などで情報をお探しの方に向けて、障害者手帳の種類ごとの申請方法や注意点、申請窓口などをわかりやすく解説します。
目次
1. 障害者手帳の種類と違い
2. 香川県や徳島県、愛媛県、高知県での障害者手帳申請の流れ
3. 必要書類と申請先
4. 等級認定のポイント
5. 手帳の交付後に受けられる支援
6. よくある質問(Q&A)
7. まとめ
1. 障害者手帳の種類と違い
申請できる障害者手帳は主に以下の3種類です:
• 身体障害者手帳:身体の機能障害(視覚、聴覚、肢体不自由など)が対象
• 精神障害者保健福祉手帳:うつ病、統合失調症、双極性障害、発達障害などが対象
• 療育手帳:知的障害のある方が対象(高知県では「療育手帳」という名称)
それぞれ手帳の種類によって等級の基準や支援内容が異なります。
2. 障害者手帳申請の流れ
基本的な流れ(全種類共通)
1. 医療機関で診断を受ける(診断書取得が必要)
2. 市町村の障害福祉担当課に申請書を提出
3. 審査・判定(精神・療育は県の判定機関を通すことが多い)
4. 交付通知・手帳の受け取り
※審査期間は、申請からおおよそ1~2か月が目安です。
3. 必要書類と申請先
【身体障害者手帳】
• 指定医師による身体障害者診断書・意見書
• 顔写真(縦4cm×横3cm)
• マイナンバー確認書類、本人確認書類
• 申請先:お住まいの市町村役場 障害福祉課
【精神障害者保健福祉手帳】
• 主治医による診断書(初診から6か月以上経過が必要)
または、障害年金証書の写し
• 顔写真(同上)
• 申請先:市町村の障害福祉担当窓口
【療育手帳】
• 知能検査(WISC等)・面談による判定が必要
• 判定は各県内の児童相談所または障害者更生相談所で実施
• 申請先:市町村の障害福祉課
4. 等級認定のポイント
• 身体障害者手帳:1級~6級
• 精神障害者保健福祉手帳:1級~3級
• 療育手帳:A(重度)・B(中軽度)など
等級が高いほど、利用できる支援制度や割引が広がります。
ただし、申請者が希望する等級を選ぶことはできず、医師の診断内容と審査機関の判定に基づいて決定されます。
5. 手帳の交付後に受けられる支援
障害者手帳を取得すると、以下のような支援が受けられます(等級・市町村により異なります):
• 医療費助成(重度心身障害者医療費助成制度など)
• 公共交通機関の運賃割引(バス・鉄道)
• 所得税・住民税・自動車税などの減免
• 就労支援・福祉サービス(B型事業所など)
• NHK受信料の減免
• 障害者雇用枠での就労機会
6. よくある質問(Q&A)
Q. どこの自治体でも申請できますか?
A. もちろん可能です。各市町村の障害福祉課が窓口です。
Q. 手帳の更新は必要ですか?
A. はい。精神・療育手帳は2年ごとの更新制です。身体障害者手帳は基本的に更新不要ですが、再認定が必要になる場合もあります。
Q. 精神疾患の診断が最近出たばかりですが申請できますか?
A. 精神障害者手帳は原則「初診から6か月以上経過」が必要です。
7. まとめ
障害者手帳を申請する際は、以下の点に注意しましょう:
• 自分に該当する手帳の種類を確認する
• 医師の診断書や知能検査が必要
• 市町村の福祉課で手続きを進める
• 手帳交付後の支援制度を積極的に活用する
手帳の取得に不安がある場合は、福祉相談窓口や障害年金フルサポートセンターなどの専門家に相談することをおすすめします。