障害年金の対象になる可能性のある主な病気や疾患についてご説明します。
身体的な障害:
障害年金の対象になる身体的な障害には、以下のようなものが含まれます。
a. 骨折や脊髄損傷: 重大な骨折や脊髄損傷は、移動や日常生活に重大な制約を与えることがあり、障害年金の資格を持つことがあります。
b. 慢性疾患: 例えば、関節リウマチ、多発性硬化症、線状硬化症、筋肉のジストロフィーなど、慢性的で進行性の疾患は障害年金の対象となることがあります。
c. 失明や視覚障害: 重度の視覚障害、失明、または視力の重大な低下は、障害年金の資格を持つことがあります。
d. 聴覚障害: 重度の聴覚障害、難聴、または聴覚損失は、障害年金の申請の対象となることがあります。
e. 慢性疼痛症候群: 神経系に関連する疾患で、痛みや機能障害が継続的に存在する場合、障害年金の対象となることがあります。
精神的な障害:
精神的な障害も障害年金の対象となることがあります。これには、うつ病、統合失調症、パニック障害、自閉症スペクトラム障害、不安障害、およびその他の精神的な疾患が含まれます。精神的な障害の場合、診断と症状の重度が障害年金の資格を決定する要因となります。
癌および重大な疾患:
癌、特に進行性のガンや重大な疾患(例: エイズ)は、障害年金の対象となることがあります。これらの疾患に対する治療や症状の影響に基づいて、資格が決定されます。
先天性疾患:
生まれつきの疾患や障害、例えばダウン症候群などは、障害年金の資格を持つことがあります。これらの疾患は通常、出生時から存在し、生活のさまざまな側面に影響を与えることがあります。
具体的には以下の傷病が対象になります。
- うつ病・双極性障害(躁うつ病)・統合失調症などの精神疾患
- 発達障害(広汎性発達障害・ADHD・自閉症スペクトラムなど)
- 知的障害(精神発達遅滞・てんかん・若年性アルツハイマー・認知症など
- 網膜色素変性症、糖尿病性網膜症などによる、視力低下などの眼の障害
- 感音性難聴などによる聴力低下やメニエール病など、耳の障害
- 交通事故などによる手足などの後遺症
- 脳卒中・脳梗塞・くも膜下出血など脳血管疾患の後遺症
- 人工関節・人工骨頭の挿入置換
- 慢性心不全・弁疾患・心筋症・心筋梗塞といった心疾患
- CRT・CRT-D・ペースメーカー・ICD・人工弁・人工血管の装着
- 慢性関節リウマチ・パーキンソン病・筋ジストロフィーなどによる手足の障害
- 中皮腫・肺気腫・間質性肺炎などの呼吸器疾患
- 糖尿病とその合併症
- 肝硬変などの肝疾患
- 人工透析の利用
- 人工膀胱・人工肛門の造設
- 化学物質過敏症
- 脳脊髄液減少症
- 線維筋痛症
- 悪性新生物(がん)
このように障害年金の対象になる病気は多岐にわたり、具体的な疾患が障害年金の対象になるかどうかを知るには、市役所や年金機関に問い合わせ、最新の情報を入手することが不可欠です。また、障害年金の申請においては、以下の点に留意することが重要です。
医療証明書と診断: 障害年金の申請において、医師による正確な診断と障害の状態についての詳細な情報が欠かせません。医療証明書や診断書は障害の種類、程度、持続性を裏付ける重要な証拠となります。
診断と症状の重要性: 障害年金の対象になる病気や障害において、その診断と症状の重度は資格を決定する要因となります。症状が日常生活において重大な制約をもたらす場合、資格の取得が可能性として高まります。
複雑な手続きと文書: 障害年金の申請には複雑な手続きと文書提出が伴います。これには申請書、医療証明書、証拠書類などが含まれます。書類を正確に記入し、必要な証拠を提供することが必要です。
複数の障害の考慮: 申請者が複数の障害を抱える場合、それらの障害が組み合わさることで、障害年金の受給資格が認められることがあります。複数の疾患を含め、すべての病歴と症状を正確に伝えることが必要です。
最終的に、障害年金の申請が成功するためには、詳細な情報提供、診断書の入手、資格条件の理解、そして必要に応じて専門家の協力を得ることが大切です。正確な情報提供と適切な手続きを迅速かつ効果的に行うことで、障害年金の受給資格を獲得する可能性を高めることができます。障害年金フルサポートセンターでは高松市や丸亀市を中心にした香川県、徳島市などの徳島県、松山市などの愛媛県、高知市などの高知県だけでなく、岡山市や倉敷市を中心にした岡山県、神戸市や姫路市、西宮市を中心にした兵庫県、大阪市や堺市、吹田市、高槻市を中心にした大阪府で多くの障害年金の実績とノウハウを持っておりますので、ご遠慮なくお申し付けください。