状況について
岡山にお住まいのご相談者は、障害年金フルサポートセンターのホームページをご覧いただき、ご本人からお電話をいただきました。お話しをお聞きすると、大学生の時に統合失調症と診断されてから約7年経過し、障害年金という制度があることは以前から知っていたものの自分には当てはまらないと考えていたそうです。体調が悪化してしまい申請をお考えになり、他の社労士事務所に相談をされたとのことです。しかしながらその社労士事務所では、「対象にはならない」と言われました。もう1箇所聞いてみようとされ弊事務所に連絡を頂きました。
手続きに向けて
まず私から発症までの経過、それから現在までの就労状況や日常生活など、これまでの経過を詳しくヒアリングしました。症状が悪化し会社を退職した後は、自宅で療養を続けていたものの症状は一進一退を繰り返し、体調が良い時には就職が決まるけれど、周囲の目や声が気になり仕事に集中出来ず、ストレスを感じ症状が悪化するという状況でした。現在は、お仕事を辞められていますが、自宅にいても落ち着かず日常生活は家族のサポートを受けて生活をしているということでした。私は状態を多方面から確認をし、障害厚生年金2級が該当する可能性があることを伝え、すぐに手続きを開始しました。病歴就労状況等申立書の作成においても、症状をしっかり記載しました。
結果について
無事に障害厚生年金2級が決定しました。それまで心配していたご本人も大変驚いていましたが、「安心した」とホッとした様子が印象的でした。本当に良かったです。