状況について
岡山市にお住まいのご相談者は、高校生の頃から頭痛、吐き気、不眠、食欲不振などの症状が現れ、徐々に学校も休みがちとなったため、母親と一緒に近所の精神科を受診したところ、気分変調症と言われ、薬物療法を開始しました。
その後、本人の努力の甲斐があって大学へ進学することとなり、上京して一人暮らしを始めました。しかし、また不眠などの症状が現れ、外出できなくなってしまいました。結局、大学は中退し、実家へ戻りました。その後も症状は一進一退を繰り返し、体調がよいときはアルバイトをしたこともありましたが、症状が悪化すると自傷行為をするなどし、安定した生活を送ることは困難でした。結婚後も状況は変わりませんでした。
通院は断続的に行っていましたが、引っ越しなどで医療機関を転々とせざるを得ず、現在は5か所目です。診断名は、当初の気分変調症、反復性うつ病性障害、うつ病と変わっていきました。経済的な不安からパートタイムの仕事をすることにしました。しかし、体調に波があって調子が悪いと当日欠勤することも多く、安定した就労はなかなか難しい状況でした。そこで、障害年金の受給を考え、ホームページでいろいろと社会保険労務士事務所を探され、障害年金フルサポートセンターにご連絡を頂きました。
請求に向けて
初診日は15年程前のことでした。受診状況等証明書が取得できない場合、受診状況が分かる他の参考資料が何も残っておらず、初診日の証明が難しいケースもあります。しかし、この方の場合はご自身で色々な資料を残していたため、確かに受診状況等証明書は3か所目の医療機関のものですが、初診日は認められそうな状況でした。
就労の状況をお聞きすると、週2回、1日3時間の短時間パートで、会社の都合で一般就労の扱いとなっているそうです。ただし、病気のことはオープンにしていて、様々な配慮を受けているとのことでした。
そこで、就労先の会社にご協力を頂いて、就労状況に関する申立書を用意し、障害年金の請求に添付することとしました。
結果について
無事に事後重症による障害基礎年金2級が決定しました。障害年金フルサポートセンターは岡山市、倉敷市を中心に岡山でも豊富な実績があります。障害年金の請求なら、多くの受給実績がある障害年金フルサポートセンターにお任せください