状況について
岡山市にお住まいのご相談者から障害年金フルサポートセンターにお電話でご相談を頂きました。いろいろとお聞きすると、出生時の体の成長は普通だったものの発語は遅く、かんしやくを起して自傷行為をされていたとのことでした。こだわりが強く友達ができず、不注意が多くケガをよくされていたそうです。大学まで何とか進学はされましたが、就活を行うもうまくいかずかろうじて内定をもらった会社に就職。しかし仕事がまったくできず、叱責されることが続き体調を崩されメンタルクリニックを受診されました。診断は発達障害(注意欠陥多動性障害)と診断を受けました。その後治療を続けるも、改善の兆しはなく、別のメンタルクリニックに転院、注意欠陥多動性障害・うつ病と診断、薬物療法と精神療法で通院されました。
手続きに向けて
ご相談者は幼少期や学生時代にも生活のしづらさを抱えておられたものの、周りから指摘を受けることなく、そのため病院を受診されておらず、就職してから仕事のしづらさに疑問を抱き病院を受診、自身が発達障害であったことが判明した方でした。障害認定日頃は転職を繰り返してはいたものの、お仕事を続けておられたため遡求請求はせず、事後重症による現症日請求を行うこととしました。診断書にはきちんと状態が汲み取られていましたので、発達障害からくる生活のしづらさや、二次障害としてのうつ病の苦しさを病歴申立書にしっかり反映させ、請求をさせて頂きました。
結果について
無事に障害厚生年金2級の受給が決定し、相談者はとても喜ばれていました。20才を超えてから発達障害の診断を受けたという方も珍しくありません。発達障害の特性からくる生活のしづらさを抱える中でどうしてもお仕事を続けることができない、日常生活に支援が必要という方は障害年金の受給対象になる可能性があります。障害年金フルサポートセンターでは、岡山市や倉敷市、津山市を中心に岡山での障害年金請求手続きにこれまで多く携わってきました。これまでの経験とノウハウを活かして障害年金請求手続きに最大限のご支援をさせて頂きます。また毎週、開催をさせて頂いています無料相談会では、年金加入履歴や症状等から相談者様が障害年金の受給該当者になりうるか、該当していた場合どの程度の金額が受給できるのかをお伝えしております。お気軽にお問い合わせください。