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状況について
徳島にお住まいのご相談者とは、相談会を勤めた就労移行支援事業所の支援員さんからご紹介を頂き、ご連絡を頂きました。
ご相談者は、現在、近所の市役所の障害者雇用でパートタイム勤務をしているものの、生計を維持できる状況ではないため奥様やお子さん達もパート・アルバイトで家計を補ってくれているそうです。そのため、経済的不安が強くお給料の高い仕事を探さなくてはと焦る一方、現在の障害状態ではパート勤務が精一杯のご状況でした。そのような中で、お知り合いから障害年金について教えてもらい、ご自身や家族で手続きをすることは難しいということで障害年金フルサポートセンターでご支援をさせて頂くことになりました。
請求に向けて
ご相談者は、幼少時から不注意によるミスが多く対人関係も苦手でした。高校卒業後はバブルの好景気真っ只中で大手企業に就職が決まり、内勤の仕事に配属されましたが、対人コミュニケーションが苦手で上司や同僚の名前と顔を覚えるのも一苦労したそうです。
ご相談者いわく、のらりくらりと仕事を続け周りに勧められるまま結婚したものの次第に社会的責任を伴う立場の年齢になりストレスから体調を崩したそうです。そこで自身の判断で病院を受診したところ「発達障害」と説明され、長年感じていた違和感の原因が分かり納得したそうです。
その後休職、退職、就労移行支援事業所通所、障害者雇用で再就職に至りましたが、発達障害で障害年金の手続きをする場合、出生時から現在までの成育歴を「病歴就労状況等申立書」にまとめて提出しなくてはなりません。
また、診断書の作成を依頼する主治医にも、診察の中で成育歴や日常生活上の困りごとを詳しく伝えられていないということでした。
そこで私の方で、これまでの成育歴や職場で指摘された問題点、日常生活上の困りごとを詳しくヒアリングし書類にまとめさせて頂き、診断書および受診状況等証明書、病歴就労状況等証明書を何とか準備することができました。
結果
無事に注意欠陥多動性障害(ADHD)で障害厚生年金3級を取得、年間約90万円を受給でき、ご相談者も大変喜んで頂きました。徳島市や小松島市を中心に、障害年金フルサポートセンターではうつ病や発達障害などこれまでに様々な傷病での障害年金請求手続きに携わってきました。これまでの経験とノウハウで、多方面から障害年金請求手続きに関してのご支援が可能ですので、お気軽にお問い合わせください。