状況について
岡山市にお住まいのご相談者は、突然、言動、行動がおかしくなり、幻聴が聞こえ「違う、違う」と耳をおさえて首を横に振りながら発狂したり、盗聴されている、皆が自分の悪口を言ってる等、部屋中歩き回り、カーテンの隙間から外の様子を伺ってはおびえるようになられたとのことです。その結果、食事もきちんととれず睡眠にも障害が出た為、すぐに診てくれる病院を探し受診することにしました。病院では統合失調症と診断され1ヶ月半程度の入院治療を行ないました。薬物療法を行ったことにより、幻聴は聞こえなくなり食事もとれるようになりましたが、睡眠障害は残存していました。現在、幻覚妄想は薬により抑えられているものの、何に対しても意欲が沸かず自宅に閉居している状況が続いています。日常生活においては家族の援助なしでは生活が出来ない状況です。そのような状況で、ご家族が障害年金の存在をお知りになり、インターネットで障害年金フルサポートセンターを見つけられご連絡を頂きました。
手続きに向けて
障害年金フルサポートセンターには、息子さんの病状を心配されたお母様からお電話でお問い合わせを頂きました。それまでの状況を詳しく教えて頂きました。ポイントは、統合失調症により幻聴が聞こえ、高卒以降引き籠り状態で、家族の援助なしでは日常生活は送れないとのことでした。また定期的に通院はしていましたので、障害認定日における診断書の取得は可能と判断、遡及での申請をご案内いたしました。
結果について
無事に障害基礎年金2級が決まりました。また認定日請求(遡及)が認められて約430万円を受給されました。