難病による障害年金請求が難しい理由とは?
筋ジストロフィー、パーキンソン病、多発性硬化症、ALS(筋萎縮性側索硬化症)、潰瘍性大腸炎、クローン病、強皮症、シェーグレン症候群などの指定難病・特定疾患は、病状の進行や日常生活への支障が大きいため、障害年金の対象になります。
しかし、次のような理由で難病での請求は通常より難易度が高くなります。
症状の経過が長期にわたり、初診日が不明確になりやすい 症状の波があり、診断書で日常生活の困難さが正確に伝わらない 医師が障害年金用診断書に不慣れなことが多い
難病での障害年金請求に必要な手続きの詳細
① 初診日の特定と証明
難病の具体例と課題:
パーキンソン病・筋ジストロフィー:症状が軽微な段階では受診歴が不明確なことが多い クローン病・潰瘍性大腸炎:腹痛・下痢など初期症状で診療科が複数に分かれ、どこが初診か特定しにくい
必要な対応:
✅ 初診病院のカルテ・紹介状・診療明細書の取り寄せ
✅ 紛失カルテの場合、他医療機関の記録・家族の証言などで補強
💡 社労士は、筋ジストロフィーやALSなどの長期経過でも、一貫した初診日証明の組み立てをサポートします。
② 診断書の作成サポート
難病の具体例と課題:
ALS・多発性硬化症:進行速度が急で、短期間で状況が変わりやすい パーキンソン病:服薬後の「調子がよい時間帯」だけが診断書に反映される危険 強皮症・シェーグレン症候群:外見からは分かりにくい日常生活の困難が適切に書かれないことがある
必要な対応:
✅ 医師に生活状況・症状の詳細を正確に伝え、記載漏れを防ぐ
✅ 必要に応じて社労士が医師と連携し、補足意見や記載修正を依頼
③ 病歴・就労状況等申立書の作成
難病の具体例と課題:
クローン病・潰瘍性大腸炎:外出困難・頻回の排便などの具体的支障が弱く記載されがち ALS・筋ジストロフィー:食事・排泄・移動などの介助状況が不十分に記載されるリスク
必要な対応:
✅ 各生活動作(食事、排泄、入浴、移動、着替え等)の具体的困難さを詳細に記載
✅ 家族や支援者の声も反映し、客観性を高める
④ 書類提出と進捗管理
✅ 診断書、病歴・就労状況等申立書、初診日証明、年金請求書、住民票・戸籍謄本(必要時)などを不備なく整備
✅ 年金事務所とのやり取り、補正依頼の対応も社労士が代行
難病での受給事例(岡山・香川・徳島エリア)
📝 パーキンソン病(岡山市・50代男性)
初診日証明は転院先の記録・紹介状で補強。診断書の「良い時間帯の記載」だけでは不十分だったため社労士が医師に追加説明を依頼。厚生年金2級認定。
📝 潰瘍性大腸炎(高松市・30代女性)
排便頻度・通勤困難を具体的に申立書に記載。生活支障を詳細に示し、基礎年金2級認定。
📝 ALS(徳島市・40代男性)
症状進行の早さを考慮し、迅速に診断書・申立書を準備。厚生年金1級認定。
📝 筋ジストロフィー(香川県内・20代男性)
小児期からの経過を母親の証言と学校記録で補強。基礎年金1級認定。
難病で障害年金を成功させるために大切なこと
✅ 難病の特性に合った証明資料を揃えること
✅ 診断書・申立書で生活実態を正確に伝えること
✅ 社労士によるチェック・補正で書類不備をなくすこと
香川・岡山・徳島で難病の障害年金は専門社労士にご相談ください
パーキンソン病、ALS、筋ジストロフィー、潰瘍性大腸炎、クローン病、多発性硬化症、強皮症、シェーグレン症候群など、
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